こんにちは!
WEBが苦手な老害経営者のTAKASHIです!
本日は僕のWEBサイトにお越しいただき、ありがとうございます。
起業家やビジネスオーナーの方へ!
お店の出店や移転を考える時ってどこに出そうとかな~と悩みますよね!
そんな悩みを解決するために知っておきたい5選!を解説していきます。
是非、最後までお付き合い下さいね。
商圏の特性を知って出店しよう!
①物理的分断要因
商圏の本などにも書いてあるのですが、物理的な分断要因という考え方があるということです。
分断要因ってどういうこと!?
それは、
●川とか線路のようなところは分断要因になります。
近くても大きな道路や川を渡ってくる為なかなか人が集まりにくい場所などは、
分断要因になります。
●次に高低差も問題になると言われています。
人は低いところから高いところに行くのに抵抗感があります。
結構、近いけど川を渡っているわけでもないけれど…
「なかなかこのエリアには人がは来ない!」
という場合は結構、高低差があったりします。
なので自分の店舗が坂の下にあるのか坂の上にあるのか?
昔からよく言われています!「坂の上にお店をつくるな!」と言われていたので
高低差もシッカリ見ていった方が良いでしょう。
次に、
●バスの時刻表やルートなどをチェックすること!
バスのルートや時刻表なども要チェックです。
意外と世の中で一番小さな商圏を分析しているのがバス会社です。
バス会社は乗降客の状況を見てバスの運行を増やすか、減らすか、という調査を日々判断しています。
そこで、目をつけるのがバスルートに載っている商圏はある程度人の動きがあるのかな~?
と考えられるし、バスルートが少ない商圏は過疎化がすすんでいるのかな~?
と!ジャッジがしやすいと思います。
バスルートや時刻表を見て3時間に一本ぐらいしか来ないところや見た目は僻地っぽいところでも、1時間に3本ぐらいきてるので何かしら人の流れができているんだな~ という
判断材料になったりするのです。
②商圏の分断要因と心理的要因!
心理的分断要因としては市区町村の合併にフォーカスをあてて見ていきたいと思います。
時として市区町村の合併が盛んにおこなわれることがありますね!
それによって○○市とか○○区とか○○町とかの定義が昔から変わっています。
でも…そこに住んでいた人達からすると元々は別の市町村だったわけですから商圏は
別だったりします。
なので、現在の地図を見ても合併した後の地図なのでなかなか実態が見えない場合があります。
そこで!20年くらい前の古地図を持ってきて、もともとそこの町がどのように分断されていたのか、合併前の分断を見ていくと参考になります。
面倒な場合はもう少し手っ取り早い方法もあります!
それは旧の市役所や支所とか役場を見る!
旧の市役所を支所とか役場として残しているケースも少なくありません。
出張所や役場があるところはなぜあるか?
だいたい、昔は別商圏だった名残があるので役場、出張所という形で残っているケースが
多いのでそういったところの見ていくのも良いでしょう!
あとは電話番号の市外局番が同じとか郵便番号の下2桁が同じとかこのあたりも同じ商圏なのか?という判断材料になってきます。
他に結構あるのが人口がいる割にはその場所で商売がやりにくいというケースがあります。
年齢構成は当然ながら地場の産業構造が大きく影響することもあります。
元々大きなメーカーの工場があったけど海外に移転してしまって地場の経済が沈み気味になってしまったり、外国人がたくさん住んでいたのに工場がなくなってしまったのでそういった人達の数も減ってしまったなど、地場の産業構造に大きく影響します。
それと、
昔からのエリア特性などもあります。
昔から残っている港町なのか宿場町なのか農家なのか工業地帯なのか、古いベットタウンなのか新興ベットタウンなのかなどによってそこに住んでいる人の気質が若干残ります。
あとは、
高齢者を相手にしている場合は交通弱者!
これからどんどん高齢化とともに交通弱者が増えてきます。
日本全国、交通弱者が大半になってきます。
そうなった時に!
交通弱者はどういう行動をとるのか?どのあたりまで移動するのか?
調査が必要になってくると思います。
その、調査をするのにとても良い方法があります。
それは、経営者の方がその場所に車を持たずに一週間くらい生活してもらうと何が不便で何が便利なのか良くわかるとおもいます。
こういったことが、分析ポイントになってきます。
③いい立地とは!
いい立地とは! 「という定義をすると」
「販促コスト」と「家賃」はトレードオフの関係にあるということを理解したほうが良いです。
結論!
営業利益ベースでみれば業態さえキチンと出来ていれば大きく変わることは無いのです!
「何故か」といいますと、
立地がとても良くてお客様が常に集まってくる場所は家賃が高いです。が…
販促費をかけなくてほっといても売り上げが上がるのです!
逆に立地の悪い場所は販促に頼らないと売り上げが立ちません…
なので立地の悪い場所はその分家賃が安く済むのですが、その分販促コストがかかる!ということになります。
「家賃が高い、販促費がかからない」=「家賃が安い、販促コストがかかる」
と考えるとトレードオフの関係になります。
よくあることが、場所がよくないのに販促費をかけたくない!
というのはそもそもナンセンスになってきます。
逆に立地がいいのに販促費をかけるというのも二重に経費をかけていることになるので無駄になります。
そこを見極めて自分のビジネスは家賃にお金をかけるのか?販促にお金をかけるのか?
キチンと方針、戦略を決めていくことがとても重要になってきます!
●定量的ないい立地とは!
●商圏人口が多い ●店頭通行客数が多い ●店頭の車両通行台数が多い
●店の間口が広い ●多層階の場合、エレベーター、エスカレーターまでの距離が近い
●徒歩の場合は、50m先からの看板の視認性が重要になってきます。
立地が悪くて看板も立てられないところは避けるべきです!
<郊外の場合>
車だと看板の視認性は100m先からの視認性も重要です。
店頭の車の平均スピードが30~40KMくらいが良い!
(早すぎても遅すぎてもNGになってきます。)
車の通りが多すぎても難しくて1万台を超えてくるとそれだけスピードも上がってくるので入りにくさが出てきます。
だいたい8000台くらいがまーまーと言われています。
交差点立地も良くないです。
交差点は渋滞する。
交差点と交差点の間もスピードがでます。
逆に交差点手前は比較的、減速するのでお店に入りやすいといえます!
なので郊外店舗の場合はどれくらいのスピードで車が走っているのかも調べるポイントになってきます。
●居抜き物件を探すときの注意点があります。
居抜き物件の場合、前の前の借主くらいまでは調査して追いかけることが大切です。
入れ替わりの激しいところもNG物件になります。
どこでもありますよね!コロコロ、テナントや店舗が変わる場所!
見た目の場所はよくても「ツキ」がない場所もNGと言えるでしょう。
それと、特定の業種のクセがついているところに店を出す場合も注意!
「例えば」
10年以上ラーメン屋をやっていた場所に違う業種で出店を考えている場合、ラーメン屋のイメージが付きすぎているため客付きが悪かったりします。
逆に同じラーメン屋さんだった場合はいい場合もありますが、前の店舗の評判が悪かったりするとなかなか悪いイメージを払拭することが出来ないこともあるので調査は欠かせません。
④店舗の場所を簡単に説明できるか?
自分の店舗を他の人に簡単に説明できるか? というのもとても重要になってきます。
「例えば」
国道○○線のドンキの前とか駅○○口を出てすぐのデパートの横とか、
地元の人達のランドマークになるような施設などがあると分かりやすいですよね!
こんな感じで簡単に説明できるところが良いです。
次に住所表記もシンプルな方がおすすめです!
○○市○○町○○番地という感じのシンプルな方がいいです。
長ったらしい住所だと「すごい田舎にあるのかな…」と感じてしまったりしない方が良い
イメージが付きやすいでしょう。
目指してくる人が迷わず、簡単に来られることがポイントになります。
⑤ビジネスモデルの強さと立地の関係性!
人が集まる場所というのは自然と人が集まります。
競合が多くてもお客さんが多くいる場所のほうがスタートダッシュがいいです。
「立地としては弱いけど、無競合の立地」と「立地としては強いけど競合の多い場所」
選ぶなら「立地としては強いけど競合の多い場所」を選ぶべきです!
自分のビジネスモデルがキチンと確立できていれば、お客様が集まってくる立地でも競合からお客様を取っていく方が、お客様が集まらない場所でゼロからお客様を作っていくよりも遥かに低い労力で済みます。
逆に自分のビジネスモデルが確立できていない場合、競合が多い場所に出ても勝てないので競合がない場所を選びがちになりますが、弱いビジネスモデルを弱い立地でやっても失敗するでしょう。
まとめ!
戦略的な優先順位!!
1「強いビジネスモデル」×「強い立地」後発でも一番化できる。
2「強いビジネスモデル」×「弱い立地」で独占する。
3「弱いビジネスモデル」×「強い立地」時間をかけて一番化していく。
4「弱いビジネスモデル」×「弱い立地」やっていけない。
いかがでしたでしょうか?
これらのことを念頭に置いて自分の戦略にあった場所で出店出来たらいいですね!
本日はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました(^_^)/~