こんにちは!
WEBが苦手な老害経営者のTAKASHIです!
本日は僕のWEBサイトにお越しいただき、ありがとうございます。
中小企業のビジネスオーナーの方へ!
本記事はKPIって何?
自分が使っている言葉ってちゃんと分かってる?
実は結構あいまいに何となくこんな感じかな~なんて勝手な解釈していて正しく使えていないのではないのでしょうか?
例えば、KPIという言葉も皆さんビジネスを行う上で使ってますよね、そこでちゃんと使えていますか?
という観点で今回は解説していきます。
是非、最後までお付き合い下さいね!
KPIとは

KPIって何?
KPIとは!!
key performance indicator
(キー)(パフォーマンス)(インジケーター)
「鍵」 「成果」 「指標」
KPI=事業成功のカギを数値目標で表したものです。
「例えば」
マラソン大会で目標4時間を切る、とか今度のテストで絶対80点以上とる、とか3か月で
ダイエット目標5キロ痩せる!
これをビジネスに例えると、目標→来月の売り上げを500万円にするとか、採用活動で
応募者数を2倍にするなど…
目標を達成する為の数値目標だと思って下さい!
KPIマネジメントを知っているのと知らないのとでは差が出てきます。
KPIマネジメントのメリット2つ
①目標に向けた具体的な行動が明確になり行動に移せる。
②継続的な改善の材料になって成長に繋がる。
KPIマネジメントを行ううえで意識したい10個のステップ!
これから3つの大きな言葉が登場しますので覚えておいて下さい!
●KGI=Key Goai Indicator(最終的な目標数値)
●CSF=Critical Success Factor(最重要プロセス)
●KPI=Key Performance Indicator(最重要プロセスの目標数値)
この3つはKPIマネジメントにおいて非常に重要な言葉になってきますので覚えておきましょう。
①KGIの確認
KGI=Key Goal Indicatar
KPIマネジメントでは目標を何にするかが大事になってきます。
「最終的な目標数値」、まずは目標と何をするのかを考える。
最終的に到達したい最も重要な目標数値になってきます。
例えば、ビジネスで今月の売り上げ目標を500万円にするとか必ず関係者間で目標数値は確認し合っていく事が重要です。
②ギャップの確認
ギャップをどのように埋めるか!

③プロセスの確認

④絞り込み
CFS=Critical Success Factor 最重要プロセスの事です!
たくさんのプロセスの中で最も重要なプロセスを絞り込みます。
この絞り込みがCFSの設定です。
絞り方は2つのステップで絞り込むのがいいです。
①定数と変数を分ける
②残ったものからCFSを選択する。
来月の売り上げ500万円にするの場合
売り上げ=アプローチ量×歩留まり×平均単価の数式の中でどれが定数でどれが変数なのかを確認します。
定数が変化しないのでCSF効果から除くことが出来ます、実際には多少変化したとしても
自分ではコントロール出来るところが小さい要素を定数と置きます。
今回は営業という設定なので商品の価格は本社が決めている場合、価格を定数と置きます、またアプローチ量を増やす場合担当者の数を増やすなど新たなリソースが必要な場合が多いです、そうなると一営業の立場ではなかなかコントロール出来ないため定数と置きます。
そこで残りの歩留まり率に着目しそれをさらに因数分解していきます。
「例えば」
認知→興味→利用というステップに分解し利用者を増やすことをCSFと決めます。
更にデータを分析すると1つの商品より複数の商品を提案した方が受注率が高くなることがデータで把握できたとします、そうなると複数の商品を提案し利用者数を増やすことをCFSに設定することが出来ます。
⑤目標設定
KPI=Key Perfomance Indicatar (最重要プロセスの目標数値)
受注率10% 売り上げ目標500万円÷平均単価5万円÷受注率10%=1000人
30%の場合 売り上げ目標500万円÷平均単価÷受注率30%=333人
→333人に複数商品を提案する、がKPIです!
ここまでを整理すると
KGI(目標数値)
来月の売り上げを500万円にする
CFS(最重要プロセス)
複数の商品を提案し利用者数を増やす
KPI(最重要プロセスの目標数値)
333人に複数商品を提案する
⑥運用性の確認
KPIマネジメントをきちんと運用出来ているのかを設計するプロセスになります。
ポイントは3つ
整合性
CSFが変化するとKGIも変化するか
KPIが達成するとKGIも達成するか
安定性
KPIの数値取得が安定的に出来るかということ
単純性
シンプルに理解できるかどうか
⑦対策の事前検討 ⑧コンセンサス←合意、同意を指す!
KPI数値が悪化した時の対策をあらかじめ決めておきます。
数値が悪化した場合の対策としては次の4つです。
●更に資金を投入する
●更に人を投入する
●両方やる
●何も変えない
実際に数値が悪化してから検討すると時間がないので何もしないと判断するか人,モノ、金を多めに投入するしかなくなってきますので事前に4つの物事を決めておくと良いでしょう。
●いつ
●KPIがどれぐらい悪くなったら
●どうするか
●最終判断者
例えば施策一週間経過後にKPIが20%低い場合に他組織から人員を10人投入するとか
最終判断は○○部長という具合です。
これを文章に残しておきKPIの悪化時に短期間で意思決定出来るようになります。
⑨運用 ⑩継続的に改善
本当にそのKPIが正しいかはその都度チューニングが必要でマネジメントでは振り返りが大事です。
PDDSサイクル
Plan(よく考えて)
Decide(素早く絞り込んで)
Do(徹底的に実行して)
See(キチンと振り返る)
最後にまとめて振り返るのではなく常に状況確認が大切です。
これを信号に例えると
「青色」KPIを達成している→このまま進んでも大丈夫
「黄色」問題が起きつつある→注意する、あるいは止まる
「赤色」未達成が続く、大幅な未達成→止まる、事前に想定した対策を打つ
車で交差点に進入しようとしている車を想像してください。
交差点で自分が見るべき信号がたくさんあったらどうでしょうか?
進んでいいのか止まった方がいいのか分からなくなってしまいますよね、
KPIマネジメントでは特にチームで取り組んでいることが多いのでCFS,KPIが複数あると
人によっては幾つかしかやらなくなってしまう人が出てきます。
そうなると正しく振り返る事が出来なくなってしまうので勇気を出して1つに絞って
KPIマネジメントを実践しましょう。
まとめ
KPIマネジメントとは、目標を達成する為の数値目標のことをいい、何を目標にするか?
その目標を数値で出して行動に移す為のプロセスを考え最終的に考え出した
目標数値をチームで達成させるものです。
目標に届かない時はギャップを埋める事を考え、そのギャップを埋めるための
プロセスを考え重要なことを絞り込んで目標を達成します。
その目標を達成する為に行動し成長させるプロセスの事を言います!
いかがでしたでしょうか、KPIマネジメント!
理解していただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただいてありがとうございました(^_^)/~